禁煙心理学(禁煙推進を目的とした心理学)

 

1.禁煙臨床心理学

  禁煙査定心理学、禁煙治療心理学など

2.禁煙教育心理学

  喫煙防止心理学、禁煙啓発心理学など

3.禁煙社会心理学

  禁煙政策心理学、リエゾン禁煙心理学、アサーティブ心理学など

 

 

禁煙心理学研究会の活動

 喫煙は個人の趣味や嗜好ではなく、喫煙病(ニコチン依存症+喫煙関連疾患)という全身疾患であり、喫煙者は治療を必要とする患者と位置づけられています。(日本循環器学会など9学会の「禁煙ガイドライン」(2005年))

 ニコチン依存症は、身体的ニコチン依存(=「生理的症状」)と心理的ニコチン依存(=「行動的症状」「認知的症状」)から成り立っていますが、現在、身体的ニコチン依存の薬物治療が進歩している一方で、心理的ニコチン依存は、その評価や治療に対する研究が遅れています。本研究会は、心理的ニコチン依存を、特に認知の側面から評価する方法として、加濃式社会的ニコチン依存度調査票(Kano Test for Social Nicotine Dependence: KTSND)を開発し、これを用いた研究を行うと同時に、心理的側面からの禁煙指導法を研究し、上記の「禁煙心理学」という学問体系を確立することを目的に活動しています。

 

 

 

参考資料:加濃式社会的ニコチン依存度調査票(KTSND)
KTSND.pdf
PDFファイル 57.5 KB

 

 

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(管理者)

 

 

2021年12月21日更新